誤嚥とは

板橋稲門会 健康セミナー

誤嚥とは

前回配信の嚥下障害によって、食べたり飲んだりしたものが誤って気管に入ってしまうことを誤嚥と呼び、食べ物や唾液に含まれる細菌が気管から肺に入ると肺炎(誤嚥性肺炎)を起こす可能性が有ります。

眠っている間が問題

誤嚥が起こるのは食事のときだけとはかぎりません。胃液が食道を逆流して気管に入ったり、睡眠中に唾液を誤嚥したりすることもあります。食事中の誤嚥はむせるので気がつきますが、眠っている間は気づきません。誤嚥性肺炎の多くは睡眠時の誤嚥によるといわれています。

誤嚥性肺炎を防ぐために

誤嚥性肺炎はお年寄りがかかりやすく、特に脳梗塞を起こしたことのある人は、呑み込みや痰を出すことがうまくできなくなっているので要注意です。
パーキンソン病や認知症の人も高リスクです。寝たきりの人では唾液や食べ物の誤嚥や胃液の逆流が起こりやすくなります。また、虫歯や歯周病がある場合は、口内細菌が増殖しているため誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。

日常生活の工夫で誤嚥を防ぐ

誤嚥を防ぐのに効果的な食事の工夫や、飲み込む力を鍛えるトレーニング、そして、誤嚥しても誤嚥性肺炎を起こさないために、食後の正しい歯磨きで口内細菌を減らしましょう。

参考:日本医師会雑誌
文責:窪田公一

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