新年会・2017年度「上機嫌に!新年の始まり!」

板橋稲門会の新年会は1月20日に昨年と同じ大山の「パドマ」を貸し切りで行いました。
参加申込者は54名でしたが、当日の参加者は50名、内夫婦参加が7組ありました。

午後4時に開会、鷹觜会長から、“今年の板橋稲門会は今まで以上に活性化させ、発展させたい”旨のご挨拶がありました。
また、永年当会運営に尽力された副会長の萩野茂雄様が先月ご逝去されたことが報告され、同氏のご冥福を祈り全員で黙祷を捧げました。
続きまして飯田顧問のご発声で乾杯したあと、懇談に入りました。やや遅れて顧問の下村博文氏(元文部科学大臣)が参加され、母校「大隈塾」で講義されたお話を伺いました。
新入会員として、追川惠二さん(昭和52年教育)と大谷真さん(平成22年文)をご紹介し、引き続き歓談。

5時、新年会新企画「箱根駅伝:早稲田着順予想」の結果発表は、早稲田の3位を見事予想した6名に景品が与えられ、元競走部(箱根駅伝5区山登りを2回走った)松村茂さん(48年政経)が箱根駅伝の総括・早稲田の走りについてわかりやすく、皆さんが興味をもって聞き耳をたてる話をしてくださいました。
この企画に対する関心度は高く、来年の新年会においても「箱根駅伝:早稲田着順予想」を引き続き行う提案は、全員の拍手で了承されました。

5時半、今回のアトラクションも昨年と同じ、早大フォークソングクラブOBのエバー・グリーンの演奏を楽しみました。
「ローハイド」などの懐かしい曲、そして「上を向いて歩こう」「カントリー・ロード」はエバー・グリーンが用意した歌詞を見ながら皆で歌いました。
最後はアンコールに応えてくれてノーベル文学賞受賞したボブ・ディランの「風に吹かれて(Blowin’ in the Wind)」を聞かせて頂きました。
最後の校歌斉唱は元応援部副将木暮美季さんのリードで大合唱になりました。
いつになく全員が大きな声を出して歌われた『都の西北』の響きが今年の新年会の盛り上がりを象徴していると思いました。
フランスの哲学者アランは、『幸福論』の中で、「新年の贈り物に一番相応しいのは、“上機嫌”という贈り物だ」と書いています。
新年会ではお酒を飲み、料理を食べますが、そんなことより、形あるものではありませんが“上機嫌”というその場を明るく、
楽しくさせてくれる贈り物を頂いた方が、はるかに嬉しいという意味かと思います。
今年の新年会に参加された方々は、皆さん“上機嫌”という贈り物を感じたのではないでしょうか。

記:吉田重雄(昭和48年・政経卒)