雨のみちをデザインする
梅雨入り前の6月9日、区内東坂下にある株式会社タニタハウジングウェアを見学しました。
参加者15名(現役学生1名含む)。
同社はタニタの兄弟会社ですが、戦後、銅の圧延業からスタートし、現在は『雨とい』を製造、販売しています。
最初に同社 谷田社長から『雨とい』の起源は奈良時代であり、雨を集めるために作られたこと、そして『雨とい』の基本構造や最新機能の製品、『雨とい』を使用した建造物などについて詳しく説明いただきました。
また「雨のみちをデザインする」という会社コンセプトが誕生した経緯などについても熱く語っていただきました。
参加者との活発な質疑応答の後、同社が独自開発した降雨試験装置(フラセール)で、特別にゲリラ豪雨を体験させていただきました。
見学会終了後、同社の『雨とい』を使用した日本料理店『よし邑』でランチ懇親会を行いました。
懇親会では「雨」談義に花が咲き、全員が梅雨入りを心待ちにしていました。
(S54法 岡田常之)